ビジネスマンに人気のキャサリンハムネット。しかし履いているとつま先が擦れて色が抜けてしまうごとが多いと思います。靴クリームで補色しようとしてもなかなか色が乗りません。それではどうしたら良いのかの説明と、ビフォーアフターをご覧いただこうと思います。お付き合いくださいませ。
キャサリンハムネットのつま先の色擦れ・色抜け、どのように直す?
このような感じで色抜けが起こっています。こちらは他店で塗ってもらったようですがまだ色抜けの感じが残っています。おそらくクリームを厚塗りして無理やり色を乗せたのだと思います。しかし、この場合だと色も若干異なりますしまたすぐに擦れてしまいます。
それではどうすればいいのかというと、顔料クリームを乗せます。キャサリンハムネットの靴は顔料仕上げの靴が多いです。革のしぼ感があまりなく、ツルッとした状態です。わかってくると見た目だけでわかるようになりますので、意識してみると良いでしょう。
今回使ったのサフィールのレノベイティングカラー補修クリームというものです。これが顔料クリームになり、革の上に色を載せてくれるのです。
このように、調色して厚塗りになりすぎないように色を重ねていきます。元々つま先がダークブラウン系でアンティークチックなので、グラデーションも難しいですね。
顔料クリームを塗るとマットな質感になりますので、艶を与えて完成させます。それが下記の写真です。
キャサリンハムネットの色擦れ・色抜け。どのくらいキレイになる?費用や納期は?
このようにキレイになりました!艶も出してさらに色抜けの感じがカバーできたと思います。これでまた履くことができますね。なお、また強くぶつけてしまうと擦れてしまいますので注意しましょう。
ついでにかかとの交換も行いました。
色補修の費用は1箇所(五百円玉くらい)1,500円税抜です。プラスで磨きメニューが必要となります。納期は最短1日ほどいただければ幸いです。
他にもメニューが見たい方は、
こちらをご覧くださいませ。お読みいただきありがとうございました。