今回はビジネスバッグのファスナー交換と、一緒にバッグのメンテナンスを行いましたのでご紹介したいと思います。
皆様は、バッグを使用していて、ファスナーが引っかかって閉まらない、ファスナーが部分的にしか閉まらなくなった、スライダーが取れてしまった、などの経験はないでしょうか?誰もが経験することではあると思います。まだ他は綺麗になのに、気に入っているのに使えないのはもったいないですよね。
バッグのファスナー交換。閉まらなくなる原因は?
![](https://s-s-vingian.com_ssv_cms/wp-content/uploads/2021/01/8F618990-E14F-4704-9D79-6E48262435BC-1024x1024.jpeg)
ファスナーが途中で引っかかって閉まらなくなる原因としては、写真のように生地に穴が空いていることが挙げられます。少しでも穴が空いていると引っかかりが生じて、閉まらなくなったり、スライダーが噛んで閉まらなくなってしまうのです。
または、スライダー自体の破損や、噛み合うはずの歯が歪んでしまうことが原因として挙げられます。今回はこの穴あきが問題でした。
残念ながらファスナーを全て交換する必要があります。この穴のせいで全てのファスナーを交換するなんて・・・と思われるかもしれませんしれませんが、仕方ありません・・・。
バッグのファスナー交換に必要なファスナーを揃える。
![](https://s-s-vingian.com_ssv_cms/wp-content/uploads/2021/01/D44F930C-46A4-47B4-9B69-838C63BAFC62-768x1024.jpeg)
さて、ファスナーを全て交換しなければならないと判明しましたので、まずは似たようなファスナーを揃えます。今回はYKK製のものでしたので、同じくYKKのものを用意しました。
スライダーですが、今回は状態に問題もなく同じYKK製のもので同じサイズのものを用意でしたので流用が可能でした!嬉しいですね。
バッグのファスナー交換のために、ミシンの縫い合わせていく
![](https://s-s-vingian.com_ssv_cms/wp-content/uploads/2021/01/52730CDC-5F4F-4769-9D0D-549E09C68D38-1024x1024.jpeg)
同じ幅になるように接着剤で仮止めしてから工業用のミシンで縫い合わせていきます。ミシンの調整をしっかり行い、元々の縫い穴に針を通して縫い合わせていきます。糸の色も太さも、ほとんど相違ないものを選びました。
![](https://s-s-vingian.com_ssv_cms/wp-content/uploads/2021/01/E9384661-F9B5-4ADF-A107-0E04D8FC9A2F-1024x1024.jpeg)
スライダーも問題なく稼働しています。これで仕上がりです!
![](https://s-s-vingian.com_ssv_cms/wp-content/uploads/2021/01/D2068C1E-5B2D-48A9-8689-F98FBBFB4233-1024x1024.jpeg)
バッグのファスナー交換が完了。最後にバッグのメンテナンスを!
バッグのメンテナンスも綺麗に仕上げることができました。油分が抜けて傷が目立ち白っぽくなっていましたが、油分を補給して若干の顔料にて色つけを行うことで上品な味のあるバッグにできました。特に角の擦れが目立つバッグは、そこを重点的にケアしてあげると良いでしょう。日常のお手入れもブラッシングだけで基本的にはOKです。乾燥してきたらまた油分を入れてメンテナンスしてあげましょう。
金額ですが、140センチ以上のファスナーを使用したため15,000円税別(通常は9,000円〜)、バッグのケアは9,000円ね税抜きで行わせて頂きました。
いかがでしたでしょうか?皆さまもファスナーの開閉でお困りだったり、綺麗にしたいバッグがございましたらぜひ当店にお任せくださいませ。
お読みいただきありがとうございました。