靴紐は革靴を履くことにおいてとても重要な役割を担っています。靴紐がしっかり結ばれていないと履き口部分が緩くなってしまい、快適なフィット感が削がれてしまいます。ここでは、靴紐の結び方と通し方の種類とをご紹介していきます。
まず、靴を履く際には靴紐を緩めるようにしましょう。靴紐を緩めずに履こうとすると、履き口部分を痛めてしまう恐れがあるためです。靴紐を緩めた状態で靴を履いた後は、かかとをしっかりフィットさせてからギュッと強めに締めるようにします。そうすることで履き口部分で足が動くの防ぎ、ライニングの摩耗を避けることができます。
靴紐の通し方をご紹介します。
- シングル
- パラレル
- オーバーラップ
- アンダーラップ
そして、結び方としては、
- 蝶結び
- イアンノット
- ダブルシューレースノット
が代表例として挙げられます。
靴紐の通し方として、フォーマルなシーンでの革靴は主にシングルかパラレルの結び方が採用され、カジュアルやスニーカーはアンダーラップかオーバーラップが採用されます。具体的な結び方についてはYouTubeなどでアップされていますので是非参考にしてください。最も緩みにくい通し方としては、オーバーラップが挙げられます。オールデンやトリッカーズなどのカジュアルシーンで履く靴にも用いられます。
靴紐の結び方については、大半の方は通常の蝶結びを採用していると思います。最もオーソドックスです。イアンノットは最も簡単で早く結ぶことができる結び方です。ただし、両方とも解けやすい傾向にありますので、靴紐がほどけやすいのが嫌な方はダブルシューレースノットか通用ベルルッティ結び方と呼ばれる結び方を採用するようにしましょう。これらの結び方もYouTubeにてアップされていますので是非参考にしてみてください。
いずれの方法を用いたとしても、靴紐は靴をフィットさせて履くことに関して重要なツールとなります。靴紐が切れそうになっているかもしれませんので定期的にチェックするようにしましょう。
お読みいただきありがとうございました。