当店には非常に多くの靴をお預かりしておりますが、中でもやはり上位に入ってくるのがリーガルですね。もちろん靴磨きのご依頼もありますが、外せないのがすり減ったヒール・かかとの交換修理です。
靴は履いていると必ずヒール、つま先、ソールが削れてきます。これらを改善してあげないと、、いくら革の状態が良いからといって長く履けることはありません。特に一番多い靴底修理は、ヒール修理です。結構かかとが減ってきたな。かかとの土台まで削れてきそうだな。こう感じたら修理に出しましょう。
定番のリーガルのすり減ったヒールの交換修理!ブロックヒールは機械で削って解決!
リーガルのすり減ったかかと・・。もちろん上の写真は履いていてこのように削れた訳ではなく、一番削れ切ったかかとの部分から「平ら」に、機械で削って調整した状態の写真なのです。
実はリーガルのヒールのほとんどは、ブロックヒールと言われるいわゆる一体底のヒールとなっており、ブロックヒールごと外して新しい部材をつけるか、写真のように削れた部分まで平らに調整してから削った分の厚みの部材をつけるかのどちらかの方法となります。
私的には後者の方法のほうが今後の修理にも有効ですのでこちらを基本的にはご案内させていただいております。
そのかかとのすり減り具合により、取り付ける部材の厚みも変わるわけです。6ミリ、7ミリ、9ミリもしくは10ミリなど・・。その状態に合わせた部材を選ぶことで、修理後も違和感なく履けるのですね。
定番のリーガルのすり減ったヒールの交換修理!今回はイートンヒールにて!仕上がりの状態や金額、納期は?
このように違和感なく綺麗にヒール交換修理をすることができました。こちらのリーガルの修理は結構かかとのすり減りがありましたので、8ミリのイートンヒールを採用しました。耐久性もオリジナルのものよりありますので長く履いていただけます。
金額は4400円のイートンヒールに、1760円の削り加工賃でご案内させていただきました。納期も2〜3日いただければ可能ですし、お急ぎでしたらご相談いただければ幸いです。
名古屋市内や愛知県内でリーガル修理を検討の方はぜひ当店をご利用くださいませ。
お読みいただきありがとうございました。