エルメスのミュールと言えばオランが有名ですね。今回はオランにハーフソールを取りつけ、また中敷の汚れが目立ちましたので除去しましたのでご紹介致します。
エルメスのミュール、オラン。ハーフソール修理の他に中敷の汚れも除去しました。
このオラン。とても可愛いデザインなのですが脱いだ時に中敷の汚れが目立ってしまうのが気になる方も多いかと思います。
おそらく、履いていると中敷をつける際の接着剤が熱で溶けて外側にでてしまったのが原因として挙げられます。こうなってしまったら、接着剤をクリーナーで落とすしかないのですが、注意点があります。それは色落ちです。あまりクリーナーで擦りすぎると顔料が取れてしまい色が薄くなってしまいますのでご自身でやる場合は注意しましょう。時間をかけることが重要です。
そしてハーフソール。裏張り、半張りとも呼ばれます。これも事前に補強しておくとより長く履くことができますし滑り止めにもなりますのでおすすめです。革底につけるものなのでそこまで目立つものではありませんのでデザインを損なうこともありません。それではハーフソール取り付け後と、中敷の汚れ落とし後の写真をご覧のください。
エルメスのミュール、オランのハーフソール修理。中敷の汚れも除去!金額や納期は?
このようにとても綺麗に仕上げることができました。ハーフソールの色も革底の色に合わせてベージュをチョイスしました。
気になる中敷の汚れも綺麗に除去することができました。これで脱ぎ履きが多いシーンでも気にせずに履くことができますね。
納期は最短3日ほどいただいております。金額はハーフソール補強3,000円(税抜)、中敷の汚れ落としは今回のケースですと1,000円の(税抜)をいただきました。中敷の汚れに関しては様々なものがあるため、実際に拝見してから本見積もりをさせていただければ幸いです。
エルメスの靴をお持ちの方でハーフソール補強の検討や中敷の汚れが気になる方は是非当店へお持ち込みくださいませ。
お読みいただきありがとうございました。