革靴のデイリーケアはとても簡単です。ここでは、簡単なデイリーケアに必要な2点をご説明していきます。
まず1つ目は、ブラッシングです。ホコリ落としに用いる、馬毛ブラシを使用します。ご自宅に帰られた際、革の表面に付いたホコリを払います。ホコリが付いたままだと、ホコリが革の油分を吸着してしまい、乾燥の原因となるためです。ホコリが目に見えていなくても、定期的にブラッシングするようにしましょう。玄関先にブラシを1つ置いておくと良いかもしれません。片足15〜20秒ほどで終わる作業ですので習慣にしていきましょう。
そして2つ目は、シューキーパーを靴の中に入れておくことです。ご自宅に帰られた際はすぐにシューキーパーを入れずに、半日置いておくようにしましょう。そうすることで自然と靴にこもった汗を放出させます。そのあとシューキーパーを入れて型崩れを防止すると共に、のこった汗を吸収させるようにしましょう。臭いも一緒に消す効果があります。ただし、臭いと汗の吸収に関しては木製のシューキーパーのみとなりますので注意が必要です。そうなると、プラスチックタイプはあまりお勧めできません。4足で靴を履き回しているのであれば、3つシューキーパーを用意しておくようにしましょう。
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