今回はバッグの持ち手ちぎれ修理についての内容です。今回のバッグは2本の革で固定されているものなので、1本ちぎれても使えるのですが・・・
こんな感じでちぎれてしまっては、気になって使えませんよね・・・。接着してもう1本の方とくっつけてしまえば!そう考えもしましたが、どうせならキレイに直したい!と言うことで、ちぎれた部分に革を充ててこのパイプ部分に戻すことにしました。
バッグの持ち手ちぎれ修理。繋ぎ直して直す!
この左下の革がオリジナルのものです。途中でちぎれているので、右上の革をカットして、部分的に接着してから縫って補強し長さを作ります。
革をキレイにカットしてから、似た色に染色します(あまり色が合っていませんが、外からは見えないので許してください・・)
そして前述の通り接着剤で固定し、縫って補強してからパイプに革を入れ込み、芋ネジを締めて完成です。仕上がりをご覧いただきましょう。
バッグの持ち手ちぎれの修理。仕上がり、金額や納期は?
仕上がりはこのような感じです。少し縫い目が出ている程度ですが全く目立ちません。継ぎ足した革も少し覗く程度ですのでこれで気にせずご利用いただけると思います。接着で固定するよりも強度も出て良いと思います。
今回の修理は、鞄メニューの革あて補強修理に該当します。本来は5,000円税別ですが、範囲も小さく使用した革も少ないため3,000円税抜でご案内させていただきました。納期も最短で一日中ほどいただければ対応が可能です。
いかがでしたでしょうか?このようにちょっとした工夫でキレイにまた使うことができますので、これ直るかな?というバッグや靴がありましたら是非当店にお持ちくださいませ。便利なLINE@でも写真見積もりが可能ですよ。
当店の豊富なメニューも是非ご覧くださいませ。
お読みいただきありがとうございました。