革製品ならなんでもやるのが当店のスタイルです。今回は傘の持ち手の交換修理を実施しましたのでご紹介致します。
今回はこの合成皮革で作られた持ち手を全て剥がして本革で交換をします。元々の持ち手がボロボロで、採寸などは不可能なので完全に一から作り直しです。
傘の持ち手の交換修理。その工程などは?
まずは綺麗に合成皮革を剥がします。
剥がすと金属が丸出しになりました。ここから採寸して革をカットしていきます。
まずはある程度革をカットして、クリップで仮止めしてから実際に使用する革を決めます。そこからミシンで縫って裏返します。元々の持ち手は縫い目が出ていなかったのでなるべくオリジナルに合わせるためです。
このように裏側にして縫ってから、時間をかけてひっくり返します。
ひっくり返したら、また時間をかけて本体に取り付けていきます。きつすぎると本体にハマりませんし、ゆるすぎると見た目が悪くなりますので最初の採寸が非常に大事になるわけです。さて、それでは仕上がりをご覧ください。
傘の持ち手を交換修理!どのように仕上がる?納期や金額は?
このように綺麗に仕上げることができました。本体にはめ込む、というイメージですので接着はしていません。そのため、強く握ったりすると多少ズレることがありますが気にならないレベルです。
自分で持ち手を交換したい!という方もいらっしゃいますがなかなかの手間がかかりますので是非ご依頼いただければと思います。
中には修理が難しいものもあります。一度拝見させていただければと思います。
金額はものにもよりますが5,000円〜、納期は1週間〜いただいております。作りによってはお安く、納期も早めに仕上げられますのでまずはお問い合わせ下さいませ。
お読みいただきありがとうございました。