今回は、革がめくれてボロボロになってしまったバレンティノの持ち手に、革を巻いて補強修理をした内容です。
実はもうすでに片側の持ち手を直してしまったあとの写真なのですが・・・、写真のように端が縫われていない持ち手のため、接着剤が剥がれて革がめくれてコバも剥がれてしまっています。これでは使うの躊躇しますよね。こういった持ち手の修理方法としては、革を再接着してから端をミシンで縫い合せるか、革を巻いて補強してから縫い合わせるかの2択かと思います。
今回は強度重視ということで革巻きをして修理を行いました。
ボロボロになったバレンティノの持ち手に革を巻いて修理することのメリットは?
写真の奥側の持ち手が修理前なのですが、革自体が伸びきっていて、再接着をしても歪み、ズレが生じてしまいます。ですので見た目的にも今回の方法を選びました。
革を巻いて修理することで、耐久性がアップしますし、巻いた革がまた破れたりしても巻き直しすることができます。見た目はオリジナルとは少し変わってしまいますが、縫いがされていない持ち手に関してはこの方法がいいかなと思います。見た目重視なのか、耐久性重視なのかで修理内容が変わってくるわけですね。さて、それでは両方の持ち手を直した状態をご覧ください。
ボロボロになったバレンティノの持ち手を修理!どのように仕上がった?見た目や金額、納期は?
このように綺麗に仕上げることができました。持ち手のちょうどいい部分くらいまで革をぐるっと一周巻いて、真ん中に縫い目を出していますのでこれがめくれてくるといったことはありません。かわもちょうど似たシボ革が手に入りましたので違和感はありませんね。これが特殊色だと、また違う修理方法がいいのかもしれませんね。
金額は大きさにもよりますが、こちらは2本だったので16,500円にてご案内させていただきました。納期は約1ヶ月ほどです。納期ご希望の場合はご相談ください。
いかがでしたでしょうか?似た症状のバッグをお持ちで修理を検討中の方はぜひお問い合わせくださいませ。
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お読みいただきありがとうございました。